会社四季報とは
デイトレード専門の人は別として、株をやる人のほとんどが読む本があります
それが、この「会社四季報」もしくは「会社情報」です
いったい、「会社四季報」や「会社情報」とはなにものなのでしょう?
企業の図鑑
財務諸表は一般の人には非常に読みにくいものでした。
よくわからない経済用語と数字ばかりが並んでいるので当然と言えば当然です
そこで登場したのが会社四季報です。会社四季報はいわば企業の図鑑です。
数字ばかりだった「財務諸表」に解説の文字が入って、評価や点数もつけてくれる。
さらに、今後の見通しなどをコンパクトにまとめて記載してくれています。
これで、わかりにくかった会社の状態がはっきりとわかるようになりました。
また、年4回発行されるので、会社状態の変化もわかりやすくなりました
おかげで会社四季報は大人気
以前は、会社四季報によい見通しがされている銘柄は必ず株価は上がる。といわれたほどのものです。
そして、ますます会社四季報の評価が上がり、投資家にとって無くてはならないものとなりました。
また、会社四季報が大ヒットしたことから、日経新聞社も「会社情報」という会社四季報と同じような本を発売しました。
載っている内容はほとんど同じですが、コメントや評価に若干の違いがあります
今では、こちらの会社情報も会社四季報と並び、なくてはならないものとなっています。
会社四季報の中身
会社四季報に記載されている主な情報は以下の通りです。
1.特色(会社の事業内容と業界内での地位などが記されています)
2.本文(四季報の記者が取材で得た情報で、主に将来の展望が書かれています)
3.業績(過去数年分の業績と来期の業績予想が載っています)
4.チャート(過去5年くらいのチャートが載っています)
5.株主(大株主等の状況がつかめます)
6.各種指標(PBRやPERなどの重要な指標が掲載されています。)
2.本文(四季報の記者が取材で得た情報で、主に将来の展望が書かれています)
3.業績(過去数年分の業績と来期の業績予想が載っています)
4.チャート(過去5年くらいのチャートが載っています)
5.株主(大株主等の状況がつかめます)
6.各種指標(PBRやPERなどの重要な指標が掲載されています。)
ざっと見ても、これだけ沢山の情報が掲載されています。
これ以外にも、まだまだ様々な情報が記載されていますが、 上記のポイントを押さえていれば、まずは大丈夫だと思います
また、上場している全ての企業について掲載されていますので、特定の業界について 複数の企業を比較したり、業界全体の動向を調べることもできます
投資をする方(今後しようと思う方)は年に4回発売されていますので、 できるだけ購入して目を通すようにしましょう
参考までに、私が四季報を活用する手順としては、
まず、気になる企業について
1.本文や業績を確認し、順調に業績を伸ばしていることを確認する
2.PERやPBRなどの指標から割高でないことを確認する
次に同業種の他社について
3.業績やPERなどの指標を確認し、業界内での力関係や割安度を比較する
と言うような手順を踏んで、注目銘柄を絞り込んでいきます