成行きと指値注文
証券会社に口座を作りました。購入資金も口座に入金しました
さぁ株を買ってみよう!と思ったもののどうやって買えばいいの?
と言うことで、今回は株の買い方と注意点を書いて見ます
成行き注文/指値注文
株式市場では、株の値段は常に動いています。
仮に今200円しているAという株があったとします
しかし、Bさんは210円で売りたいと思っています。ここに210円で買ってもいいよというCさんが 現れれば、その場で取引が成立し、A株の値段は210円に変化してしまいます
従って、時価で買おうとするといくらで買えるか前もってわかりません
それなら証券口座に入っている金額に応じて、「株価が○円以下なら買いたい」とか、 「○円以上で売りたい」、というように値段を指定して注文したいことは多いと思います
このような場合には「指値注文」という注文方法を選びます。
○円になったら買い、○円になったら売り、というように、値段を”指定して”注文する方法です。
ただし、この指値注文は、「この値段でなければ買わない(売らない)」ということですので、 株価が注文した値段にならなければ、注文は成立せず株は買えません
「買えないのは困る。いくらでも良いので買いたい」という場合は、「成行注文」を選びます。
こちらは、いくらでもいいからとにかく買い(売り)という注文なので、通常は、 注文が成立しないということはありません。そのかわり、いくらの金額で取引成立になるのかは分かりません。
今200円している株があったとしても、205円で売りたい人しかいないと205円で買うことになります
つまり、「値段は良いから、とにかく買って(売って)という注文」なのです。 ただ、朝に市場が始まる前に注文を出すような場合を除いては、大抵の場合、 注文を出した時点の株価付近で成立するので、あまり心配する必要はないかもしれません
値段の単位
株価にはその値段に応じて変動単位が決められています
例えば100万円もする株が1円単位で値段が動けば、ややこしくて仕方ありませんね
そこで、100万円の株は1万円単位で値が動くと言う風に、あらかじめ変動幅が決められています
上で説明した指値注文も、当然値段を指定して売買する注文方法ですから、 同じように指値で指定できる値段にも単位が決められています
これを呼値と言います
2000円以下 | 1円単位 | |
2000円超 | 3000円以下 | 5円単位 |
3000円超 | 3万円以下 | 10円単位 |
3万円超 | 5万円以下 | 50円単位 |
5万円超 | 10万円以下 | 100円単位 |
10万円超 | 100万円以下 | 1000円単位 |
100万円超 | 2000万円以下 | 1万円単位 |
2000万円超 | 3000万円以下 | 5万円単位 |
3000万円超 | 10万円単位 | |
注文を出す前に決めること
注文する時に決めておくのは、下記の3点です。
1.買いたい銘柄
どの株を買うのか?まずはここからですね
2.何株買うか
銘柄によって、何株単位で売買できるかが決まっています
注文もその単位株数の整数倍でしかできませんので注意が必要です
3.成行か指値か
指値なら、いくらで買うのかも決めておかなければなりません。
どの株を買うのか?まずはここからですね
2.何株買うか
銘柄によって、何株単位で売買できるかが決まっています
注文もその単位株数の整数倍でしかできませんので注意が必要です
3.成行か指値か
指値なら、いくらで買うのかも決めておかなければなりません。
注文が出せる時間と、売買ができる時間
いつ注文が出せるのかと、その注文がどう実行されるのか?という話です。
普通、株式市場が開いている時間の注文であれば、すぐに注文は実行されます
成行きであればすぐに売買が成立しますし、指値であれば、その時以降でその値段に なった時点で売買が成立します
しかし、サラリーマンなどで昼間に注文なんて出せないよと言う方は、 株式市場が終了した以降の夕方や夜にも注文を出しておくことができます。
この注文は翌営業日の朝一番に実行されることになっています。
ということで、注文を出すのは24時間いつでも出せますが、それが実行されるのは 市場が開いている時だけと言うことになります
ですので、株式投資で注文を出す場合は、今注文を出せばいつ実行されるのか、いつ市場が 開いているのかを意識しておく必要があります。
特に、東京市場と大阪市場で後場の終了時間が微妙に違うので間違えないようにして下さい
東京市場:前場9:00〜11:00/〜昼休み〜/後場12:30〜15:00
大阪市場:前場9:00〜11:00/〜昼休み〜/後場12:30〜15:10