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システムトレードとは?


株やFXなどの相場の取引を一定のルールに基づいて機械的に取引することです。

完全自動売買は、仕掛けや手仕舞いまで完全に自動にして、
本人がその場にいなくてもPCを起動しているだけで取引が出来るようにすることです。

システムトレードのメリット


短期売買にしろ長期売買にしろ、上がると思って持っていた通貨が急激に下がってしまい、
動揺してしまったために、当初決めていた損切りが出来なかった。

じっと我慢していたものの、ついに限界が来て、最後はかなり下がったところで
仕方なく損切りして、大損をしてしまった。

投資をやったことがある人なら、誰でも一度はこんな経験があるのではないでしょうか?

何故、こんなことになるかというと、予想外に相場が動いたために、感情のコントロールが
うまく出来なくなってしまったからです。


システムトレードは、その名の通り当初決めたシステム(ルール)に従って
機械的にトレードが行われるので、この感情のコントロールの必要がありません。

これが一番の利点だと思います


他には、ルールさえ決めておけば、上がろうと下がろうとルール通りに決済してくれるので、
急激に下がってしまって塩漬け状態にすることもなければ、それによるストレスもありません。
また、自動的に売買されるので相場に張り付く必要がないので時間が節約できる
リスク・リターンを明確にしやすい、失敗したときに理由が分かりやすい等があります。

一度システムを作ってしまえば、何をしていても勝手に取引してくれます。
時間が節約できるのもそうですが、値動きに一喜一憂しなくてもよくなるので、ストレスがかなり減ります。

リスク・リターンが明確にしやすいというのは、過去のデータから
最大のドローダウン(一番酷いときでどれだけ資産が減ったか)、
期待値(どれだけ投資したら幾ら儲かるという確率)などが分かり、未来の損益を予想しやすくなります。



システムトレードのデメリット


もちろんデメリットもあります

ある時点で有効なシステムもいつまでも有効であるとは限りません
システムトレードは、正に自動で売買されていくので、誤ったシステムで
トレードを続けてしまうと、どんどん損失が膨らんでいきます
今度は感情がない分、ストップが利かないのです

ですから、自動で売買はしてくれるが、売買結果の監視は怠ってはいけません

後は、開始までの敷居が高いことです

システムトレードを始めるにはシステムを作らなければいけません

FXでは MetaTrader 4 が有名ですが、これを使ってプログラムを
書く必要があります
もしくはお金を払って、作ってもらうかですね

要は、システムトレードを始めるまでに、金銭なり時間なりのコストが
かかると言うことです


システムトレードをはじめるには


FXの世界では MetaTrader 4 がシステムトレードツールの事実上の標準
ですので、システムトレードを行うには、 MetaTrader 4 に対応した業者に
口座を開く必要があります

国内業者では
FOREX.com MT4(メタトレーダー4)
海外業者では
FXDD あたりが代表的な業者になります


また、システムトレードを実行するプログラム(EA)は、無料で公開されているものや
有料で販売されているものも多数存在しますが、実際の動きを理解するためにも、
まずは無料のEAを入手してデモ口座で試しに動かしてみるのが良いかと思います

そしてある程度理解できたら、いろんな方がEAの検証を行っていますので
それらの情報も参考にして、優秀なEAを探してみてはどうかと思います

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