[an error occurred while processing this directive]

取引コストに注意


手数料などの取引コストは業者選びで最も重要な要素の一つです。
手数料が高いと、少しぐらい相場が思うように動いてもなかなか利益が出ませんし、 トレンドが変化したと判断しても、買い戻すコストを考えて決済をためらってしまい、 結局損失が広がってしまう。と言ったような危険性も考えられます


手数料の安い業者を選ぶ


店頭取引では手数料無料の業者が多いですが、市場取引では基本的に手数料は有料です
業者によって手数料は様々ですのでよく比較して決めてください

また、一度で大きな取引をする人には取引量に応じたディスカウントがある業者もありますし、 デイトレードをする人にはその日で決済すれば決済手数料が無料という会社もあります。
ですので、自分の取引スタイルと取引額を考えて、自分にとっていちばん取引手数料が安くなる会 社を選ぶとよいでしょう。


スプレッド


スプレッドとは、買う時に提示されるレートと売る時に提示されるレートの差分です
相場が全く動かなければ、スプレッド分だけ損すると言うことになりますので、 スプレッドも手数料の一部と考える必要があります

そこで気をつけないといけないのが、見かけの手数料だけ格安にしておいて、 実はスプレッドが非常に大きかったと言うような業者です
いくら手数料が安くても(場合によっては無料だとしても)スプレッドが大きければトータルの コストは大きくなってしまいますので注意が必要です
ですので、常に手数料とスプレッドの2つを足して考えるようにしておいたほうがいいと思います

一般的に、米ドル/円の取引で1銭〜3銭程度、豪ドル/円で2銭〜5銭程度のスプレッドを とる業者がほとんどですので、これより高いような業者は要注意です


スワップポイント


スワップポイントの値も取引業者によって大きく異なります
スワップ目的で取引する場合、スワップポイントが小さい業者で取引すると その分損することになりますので、これもコストとみなします
※ただし、高金利通貨を売る場合にはスワップを逆に支払わないといけないので、 スワップの小さい業者の方がコストが低くなるので注意が必要です

スワップポイントは1日あたりの額で示されますので、比較的小さな差に見えるかもしれませんが 長期で運用する場合、結構な差になってきますので慎重に検討した方がいいでしょう

また、売りと買いのスワップの差が大きいところは、実質的に手数料を多くとって いるともいえるので、注意が必要です。


コストはトータルで考えよう


以上のように、コストには手数料・スプレッド・スワップの3つがあることが分かります
全てに優れた業者があればいいのですが、なかなか都合の良い業者は存在しません
大体、手数料が安いところはスワップも低かったり、スワップが高いところは手数料も高かったりします

ですので、これらのコストをトータルで考慮して、自分の売買スタイルでいちばん利益を 得られそうな会社を選ぶ必要があります。
たとえば、長期間預けて高金利を獲得したいのであれば、手数料が若干高くてもスワップ の高い会社を選ぶべきですし、短期売買をしたいのであれば、スワップ金利は低くて も手数料がなるべく安いところを選ぶといいでしょう。

また、目的別に業者を分けて取引するのもいいと思います

実際、私もスワップ目的の業者と短期売買用の業者に口座を開設し、分けて運用しています

[an error occurred while processing this directive] [an error occurred while processing this directive]