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メリット2(自由度の高い取引)


次に、取引の制約が少ないと言う観点からのメリットを上げたいと思います


営業時間


為替取引は基本的に常に世界中で行われています
東京〜ロンドン〜NY〜シドニー〜東京とメインの場所を変えながら 24時間取引が行われているわけです

現在のFXは、大部分がインターネット経由で 取引しますので、24時間リアルタイムに取引が可能になっています

しかし、土日などの休日は取引が行われないため、 日本時間月曜午前7時〜ニューヨーク時間の金曜午後5時までが、 取引可能時間となります

これに比べて外貨預金では、毎日10時前に仲値が決められ、 その日は1日そのレートで取引が行われます

為替変動に柔軟に対応できることを考えると、大きな利点と言えるでしょう


決済期限


FXでは、決済期限ありません
原則として一度取ったポジションをいつまでも持ち続けることが できるということです。

外国為替市場(インターバンク市場)では、為替取引の資金決済を 2営業日後に行う慣習になっています。
しかし、FXでは、毎日その決済日を翌日に先送りすることによって、 ポジションを清算する時点で、取引口座内で損益を差額決済する仕組みになっています

このポジションを翌営業日に持ち越すことをロールオーバーといいます。

例えば、ドル買い/円売りのポジションを立てている場合、
日付が変わった時点に
(1)翌営業日が決済日となるドル売り/円買い取引と、
(2)2営業日後が決済日となるドル買い/円売り取引
が同時に取り組まれ、ポジションが翌営業日に持ち越されます

ロールオーバーはポジションが清算されるまで、自動的に 毎営業日繰り返されます。
このロールオーバーの仕組みによりFXには、 ポジションの清算期限がなく、無期限にポジションを持ち続けることが 可能になっています

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