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くりっく365のメリット


くりっく365のメリットは大きく分類して次の3つになります
・税制面での優遇
・低い業者リスク
・より透明性が高く、有利な条件での取引が可能


税制面での優遇


「くりっく365」では申告分離課税(税率は一律20%)となり、「損失の3年間繰越控除」、 「有価証券先物・商品先物との損益通算」等の税制上の優遇が受けられます

これはある程度以上の利益を見込む投資家にとって非常に大きな優遇となっています

総合課税の税率は以下の表になります

課税所得金額 税率(控除額)
200万円以下 15%
330万円以下 20%(-10万円)
700万円以下 30%(-43万円)
900万円以下 33%(-64万円)
1800万円以下 43%(-154万円)
1800万円超 50%(-280万円)


総合課税では最大で約50%もの税率を課せられることになってしまいます

これに比べて、申告分離課税は20%固定ですので非常に有利となっていることが分かると思います

例として、FX以外の課税所得金額が400万円(独身の給与所得者で年収600万円程度)の人が 従来の為替証拠金取引で200万円を稼いだとすると、およそ60万円の税金を 追加して払うことになります。

これに比べて、くりっく365で200万円を稼いだ場合は、申告分離課税となり、 所得税・住民税併せて20%の40万円を払うことになりますので、非取引所取引よりかなり有利になります

また、自営業などの方で国民健康保険に入っている場合は、保険料が値上がりすることもありますので さらに注意が必要です。


低い業者リスク


■高い財務体力
金融先物取引法と取引所の規則にもとづく資格要件をクリアした業者のみが 取引所取引に取引参加者として参加できます。
取引所の規則では、基本的に金融先物取引法よりも厳しい資格要件を設定しているため、 「くりっく365」の取扱業者は金融先物取引法で求められている財務体力 (非取引所取引の業者に求められている財務体力)よりも高い財務体力を有していると言えます。

■破綻リスクの回避
また、全ての取引は業者ではなく取引所が全ての取引の相手方となります。
そのため、業者に対して、取引の相手方としての信用(破綻)リスクを意識する必要がありません
(取引所取引に参加している業者が破綻しても、未決済のポジションは別の業者を通して決済可能です)。

■ 顧客証拠金の全額保護
「くりっく365」では、証拠金は業者を通じて、取引所に全額預託することが義務づけられています。
そのため、取引所取引に参加している業者が万一破綻しても、取引所に預託された 証拠金は金融先物取引法の法的な保護を受けます。

従って、業者リスクはほとんど意識する必要がなく安心した取引が可能となっています


より透明性が高く、有利な条件での取引が可能


■透明性の高い価格
「くりっく365」では、複数の金融機関(マーケットメイカー)が提示する価格のうち、 最も有利な価格で取引することになります。

複数の金融機関が価格を提示しますので、業者が任意に設定する価格で売買を行わなければならない 非取引所取引と比べて透明かつ有利な価格での売買を期待できます

ストップ狩りや不利な価格で約定したなど、不透明な価格設定に対して不満が多い FXにおいては、大きなメリットになり得ると思います

しかし、マーケットメイクにもいろいろ問題点はあります。
金融機関が価格を決定すると言うことで業者より信頼性は高いものの、向こうの言いなりと 言う点においては大きな違いはなく、指標発表時など特に大きく相場が動くような局面で、 適正な価格提示が行われるのかと言う疑問は残ります

また、私自身の実感として特に不利な価格で約定したことはないので、この仕組み自体に どれほどのメリットがあるのか、図りかねている点も否定できません

■スワップポイントは一本値
従来のFXではスワップポイントは業者が任意に設定します。
そのため、スワップポイントに業者の利益が上乗せされ、ほとんどの業者でスワップポイントは 受取額が少なく、支払額が多くなっています。
しかし、「くりっく365」では、売り・買いの区別なく1つのスワップポイントを 取引所が決定するため、投資家が本来支払う必要のないコストを負担する必要はありません。

その結果、スワップについては業界最高水準のスワップポイントを実現しています

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